ライト・フライヤー / Wright Flyer 1



Renwals 1/72スケール 製作者:Yoshio Nishioka /PageUpdate:2006/2/10

時代 1903年(第一次前) 生産国・製造者 U.S.A.・ライト
形式 雑用機 愛称・通称 キティーホーク 
ストーリー 1903年12月17日午前10時35分、世界初の動力による飛行がライト兄弟によりノースカロライナ州キティー・ホークの町から南に6.4Km行ったキル・デビルズ・ヒルで成功しました。 自転車屋であったライト兄弟は、グライダーで実験をし、その後有人グライダーでの実験にも成功、優れた操縦技術を体得した上で、機体にエンジンを搭載し二つのプロペラに自転車のチェーンで駆動飛行中のトルクによる影響を避けるために、左側のチェーンを交差する事でプロペラをそれぞれ反対方向に回しているのは、技術水準の高さを物語っています。最初の飛行は、12秒間、36.58mでしたが、飛行の姿をカメラに収め5人の証人によって世界初の飛行が公認されました。100年後の2003年、ライト・フライヤーのレプリカが多数製作され、飛行実験が行われましたが、秒速10m位の向かい風によって、離陸が可能になること、ラダ−の代わりに、翼をねじることにより、水平飛行を保つ構造(自ら考案したたわみ翼で特許)が操縦を困難にし、100年後でも彼らの記録を超える事が出来ませんでした。   
参考資料 航空機名鑑 P12
キットの種類 Injection 制作難易度 ★★★★☆ 
定価 \1,000 キットクオリティ ★★★★★ 
購入日 1980頃 デカール  
制作秘話 レンウォールのライト・フライヤーは、骨組み・リブの部分がインジェクションキットで、翼の部分は、特殊な紙を張り付けて布張りの雰囲気を表現しています。骨組みのインジェクションキットは、非常に細くバリを慎重に削りだす必要があります。塗装後に仕上げでランナーで張り線を作り張ります。   

複葉機道楽ブログへ戻る
Copyright (C) 2006-2014 Yoshio Nishioka. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system